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DOWFリアルタイムレビュー2日目

 


リアルタイムレビュー


DOWF
開催日2009/12/26〜12/30


※ズレに関しては、各環境の違いが影響しますので、
プレイすると、レビューに矛盾する場合があります。

複数作品の場合は、ランダムに2作品選びます。
複数譜面の場合は、最高難易度譜面を選びます。





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容疑社
the Dream of Scarlet
何ともレビューしづらいというかなんというか・・・・。
44秒付近でフリーズアローが出てきたときになんでここでスピードあげるかなぁ、とか思ったのですが、
その後の構成で納得。おにぎりがセットになればこの速度で駆け抜けるのもありだと思います。
でもここ、段階的に速度あげてったほうがおもしろかったかも知れないです。
短いので手軽にプレイできます。

あとこれ、どう考えても初級者〜中級者向けじゃねぇw 中級者ど真ん中だw

aconite
Quark
5keyです。
んー、なんといいましょうか、とにかく打つべしと言った譜面です。
曲終盤に向けてだんだんと難易度が上がりますので、そこに注意してプレイです。
特に最後のおにぎり+フリーズミスらないように注意です。
構成・配置ともにしっかりしていて安心してプレイできる譜面です。
が、ちょっと特徴に欠けるかも・・・・。音ゲード真ん中な譜面なのでこれでいいとは思いますが。

めた
No Logic  個人的ヒット、make yourself
この譜面は、テンポを提供して楽しませるものではなく、なんだか楽譜的なものに感じました。
何も考えないでプレイすると矢印あっさり通り過ぎてしまうんですよね。
音に忠実に表しており、音自体に対しての味付けをあまりしていない(=同時押し少ない)ためです。
でも乗れるとたのしいですよ、これ。
譜面は理論じゃない!のはもっともなのですが一つ・・・。
前奏部分、↓↓○↓↓ という配置がありました。これに合わせている音はここだけに使われているのですが、
直後に同じ配置がまた出てきています。これはちょっといただけない。
直後に上の配置が出てくるときの音は、その他別のときの音と似通ってますので、そちらと同じように
合わせたほうがいいと思います。

taku
Club Family Mart
これは、なんかすげぇ。

矢印が黄色のところに注目。ここはかなりのサプライズをもたらしてくれます。
おにぎりと緻密な音取りに感服です。これでおなかいっぱい。
特に店長登場の4分30分付近ですが、基本的に構成は変わらないんですが、
曲が曲ですので、スピードがちょっと上がっただけでなんだか一気にテンションあがります。
同じ旋律が多いのですが、いろんな配置で楽しませてくれます。





Viera
Ascension to Heaven
全体的に低空飛行な譜面ながら、強弱がきちんと付いています。
この譜面はおにぎりがキーポイント。前半にもこのおにぎりは出てくるのですが、後半にも出てきます。
しかし後半にはフリーズアローとセットになり、曲が展開したな、とよくわかります。音にもあってるし。
このおにぎりが妙に楽しい。
残念なのは1分30秒付近までのピアノ。
和音とそうでない音がぐちゃまぜになって同時押し・単押しの構成がなされているので、
ここをもう少し考えてほしかったかな、というくらいです。
やさしいながら、ちゃんと起伏がわかり、展開のよく見えている譜面だと思います。


如月
Frozen rain  個人的ヒット
フリーズアローの使い方に感動してました。
まさに下のコラムに書いたそのままです。この展開でこのフリーズの使い方は素晴らしい。
大量に作られた譜面の中でも、この思い切った展開・構成は評価に値すると思います。
この曲ってなんか妙に階段16分が似合いますよね。そしてこの曲はいい譜面が生まれやすいのなんの。
軽やかに、明るく楽しめるいい譜面だと思います。


桃月風梨亜
rainbowsky
曲はバックに同じ音が流れ続けています。
譜面は、そのバックの音も取るのですが、基本的にその時その時に一番前に出ている音を取るので、
非常に打ちやすいです。
そしてこの曲のエッセンスは開始すぐの青矢印に含まれていると思います。
ここなのですが、←↓の交互16分と↑→の伸ばし音(フリーズじゃない)でテンポを作ります。
この配置が2パターンあります。
さらに進むと左右反転で配置がなされ、また進むと混合パターン。
最終的には音の広がりと合わせて←→の交互16分となります。
ここの構成・展開には、スマートに一本道で進んでくのだけど飽きさせない綺麗さがあると思います。


幼魂
ポケットモンスター ダイヤモンドパール・シロナ戦
なんというか、いろんな意味で死ねる譜面。
ちょっと過激すぎる気もしなくはないですが・・・・・。(レビュー薄くてすいません)
ソースの機能が目を引きます。
ソース落として来て中身見ましたが、自分の分かりにくいスルメソース直さないとと思いました。




めた
閑職閻魔 ひまざなどぅ!
  フリーズアローが好きなあなたへ。
最後のおにぎりww

ここまでフリーズアロー満載な譜面は久しぶりに見ました。
しかしながら単純にあてているわけではないな、と思いました。
ちょっと巧妙に仕組まれたフリーズアローが新鮮です。
指は動くでしょうか。
曲も含めて、全体を通して同じ感じなので、なんだかさわやかに終わります。フリーズアローなのに。


lapseoftime
聖なる夜に
曲ぶつ切りはあんまりよくないと思います。
譜面はやさしくプレイできる代表選手みたいな感じです。
矢印一つ一つの動きに注目して、味わってプレイしてみてください。
・・・この譜面はこの形で完成してしまっていて、突っ込むところが無いように思えます。


sAn
A rocket cat dives into sonic sounds -short ver-
前半ギターがだんだん下がっていくときの配置。
もう見事に予想通りに来 1番Bメロは後半(緑色になるところから)ベースの音が変わって譜面もそれに追従するので、
もうすぐ展開するな、と予感させてくれます。
「わたしだけの」のところの←↓↑↓↑→の配置は3連符だけあってすごく印象的
ただ、サビはここ以外に印象に残りづらいのも事実。
サビに同時押しが無いのが原因の一つかもしれませんが、そもそも同時押し無理ですよね。
ということは、ほか印象付け、重要な位置を占めるおにぎりを別の形に振り替えるとか。
Aメロのおにぎりを重点だけにするとか。(これすると矢印の配置も変えないとさみしいですが・・・)
ここは自分で言っておきながら大変難しいバランスのとり方じゃないかと思います。
サビ終了直前に「たん」の一音あります。ここ、譜面上では直後の音とまとめておにぎり2つになっています。
しかしこの音だけ単独に取れたのではないかと思います。
ただしその場合は今置いている矢印が犠牲になりますが、個人的には「たん」重視にしたい。
3分ごろに「ずだずだずだ」とありますが、おにぎりだとなんだか迫力不足。数が足りません。
ここは素直に矢印同方向8分か交互16分のほうがばかばか叩いてるイメージが出やすいと思います。
最後に、配置の雰囲気で曲の起伏は分かるのですが、速度変化がちょこっとあったらよかったかも。
ここは個人の感性の問題ですが。
でもいろんなところで構成が違っても必ずサビは同じになるので行って帰ってくるというのは、
ある意味izkdicさんの作品コメに書いてあることそのままだと思います。
あと残念ながら四分間隔ずれです。(1〜2fおくれ)
それにしてもいい曲ですね。電ポルPの名前は聞いたことあるのですがチェックしてなかった。


フィア
少女サトリ
←↓、↑→といった近い矢印で裏の細かい音までよく取っているなぁ、と思います。
全体的に指が軽やかに動くので純粋に楽しめると思います。王道です。(若干特徴に欠けますが)
この形でもう大丈夫だと思うのですが、個人的に47秒付近の配置・構成で、別に考えられる形も
あるなぁ、と思ってプレイしてました。
今ここでは同時押しを利用してリズムも取りつつ構成しています。この同時押しはベースやドラムの
音取りの手助けもしてます。ちょっと強めの印象を与えます。
それでは、←↓(同時押し)のようになっている所。つまり、ベースもドラムもそれほど主張してないところ。
ここを変えてみよう、というわけです。個人的にはここだけは同時押しなしにして妖艶な感じを出したい。
そんなところです。今の譜面はもうこのままでテンポ良く楽しめるいい譜面になっていると思います。


pi
A rocket cat dives into sonic sounds -short ver-
中盤のフリーズアロー中のワッショイがいい味出してます。テンポがいい。
それにしてもおにぎりじゃないこのワッショイ、見づらいにもほどがあるw
前半の2つ刻みの矢印→フリーズの超安定した構造といいなんだこの安定感。
安心してプレイできますが、矢印が認識しづらいのでミスらないように注意。


神風 柳
お月様をみてゐ
ここはあえておにぎりオンリーで行くぜ!・・・嘘ですすいません石投げないでw
というわけで、ある意味おにぎりメインな譜面です。
おにぎりぶっ飛んでる割に矢印は普通という譜面です。(矢印はしっかりと音とらえられていました。)
どうせなら速度もぶっ放してほしかったところですが、おにぎりオンリーモードがあって面白かったので
ネタ行く人とそうでない人と別れることができていいと思います。




ショウタ
Happy star
  個人的ヒット
主張しすぎないAAが好印象です。
1:02ごろの階段+上下方向、これすごく滑らかで自然です。いいつなぎの役割果たしてます。
なるほどー、と思った配置です。これは綺麗。
1:20ごろのどっかで聞いたことあるようなメロディに対する配置。
この譜面の他で使われている使い方とはちょっと違って目を引きます。
こういう縛りの少なそうな曲で、単純なんだけどふとこう違う使い方されるとぐっと来るんですよね。
全体的にポップな感じで楽しい譜面だと思います。色づかいも綺麗ですし。


フィア
組曲『ニコニコ動画』
いやー、なんとすばらしいw
最後まできっちり入れてくれるとはね・・・。
そして「引き続き・・・」だからこのタイミングで出さないといけないわけですねー。

譜面はもってけとロックマンのところが気に入りました。ピンク矢印のところがなめらかに上へ上へと
行こうとしている譜面が多くて、これも自分のツボにはまりました。
曲が曲ですからドラムが良く目立ちます。おにぎりさばきは綺麗に決まって気持ちよかったです。
おにぎりいっぱいですが、テンション高いのでこれで正解だと思います。
おにぎりは基本的に自分の感覚通りだったのですが、なぜかHANASEのところだけ一人勝手に
8分で2連続叩いたりしてしまいました。ここはフィアさんもしくは曲との感覚のズレでしょうね。


夢地獄
Dancing Onigiri 1st DX
party 4uとムネオやりました。
ムネオ懐かしいwww どんな事件があったのかはさっぱりですが。
譜面もこれまた何とも懐かしい感じだなぁとか思いながらいたわけです。
どうせならソースもisoさんのもの使ったらよかったんじゃないかなとひとつ。
このソースも妙に判定厳しいFlashソースってことで印象にのこっているんですがねw


とろわ
Imperishable Night 2006
悪魔はまあ置いといてw Autoさん雇いましたがこれ無謀。トラウマさんあたりクリアしてくんないかなw
というわけで完全安全圏のHardでプレイ。
始まってすぐに現れる↓(←→)のキーボード下部へ向けたぺっちゃんこ配置がなんだかツボ。
基本的に8分主体なのですが、上のような配置であったりちょこっとした16分であったり、
アクセントが入るので何度でも楽しめる譜面に仕上がっていると思います。
Normalもちょこっと覗きました。始まってすぐの↓(←→)の配置が違いました。こっちのもいいなぁ。











<コラム 2 「フリーズアロー」>

フリーズアローは、その入る場所や速度などによって姿を大きく変えます。

速度について。
速度が速いと、あっという間にさーっと流れ去ってしまうように見えます。
速度が遅いと、なかなか消えない粘っこいものに見えます。
フリーズアロー直前に速度変化があるとこれがより顕著になります。

また、タイミングも非常に重要です。
配置に関してはほかの矢印と干渉しないことが前提ですが、通常の矢印と同じように配置していいと思います。
ただし、フリーズアローは大きな強調になるということを忘れないでください。
さて、タイミングです。
長い音すべてにフリーズアローが入っていてはなんだか安易に見えますよね。
先ほども述べたように、フリーズアローは大きな強調になります。
加えて、安定感も与えます。(ただし、入るべきところに入った場合)
曲の節目節目や、展開時の伸びゆく音にさっと入ってくると大変気持ちがいいです。
felysのサビ直前によくつかわれるフリーズアローなんかが分かりやすいですよね。
また、大きな強調になることを利用して、例えば曲の1番と2番で変化をプラスさせたいときにも使えるでしょう。
あとはベースの音であったり、ストリングスの音であったり、ある程度の間隔をあけて表拍に入れると決まりやすいです。(安定する)
ちょっとさみしいな、と思った時のプラスアルファとして。(例:当サイトの7color)

フリーズアローは安定と、強調(変化)をもたらします。

また、ちょっと発展形になると思うのですが、
先ほども例に挙げたfelysでは、サビ直前にフリーズアローを入れることが多いです。
しかしその後もストリングスに合わせてフリーズアローが入っていることが多いです。これはいったいなんでしょう?
これはおそらく、音の重さとあとfelysの譜面の速度が速いことによる流れがあるため、フリーズアローにぴったりになるのでしょう。
展開の面からみると、ここで簡単目にして落ちつけて、その後難易度を上げることが出来ます。
リズム譜面にしてしまうとこの曲場合、このストリングス地帯が終わってもまだリズム譜面になってしまい、
どうしても飽きが来やすくなってしまうというと考えられます。
余談ですが、この曲を作る時は相当常識をぶち抜くか、王道を完璧に突っ走るかしないと作るのは難しいと思います。

また、こういう例もあります。
1日目の「warm up」です。
これのフリーズアローは大変特徴的です。
曲の不安定なアクセントに充てています。フリーズアローの強調効果を使っています。
フリーズアローが中途半端な拍に入ると変な感じになってしまうのですが、これは音が元々不安定なので返ってぴったりです。

最後に、勝手に束縛効果とか呼んでいるのですが、一回沈んで跳ねるような音がある時にフリーズアローを使うと決まることがあります。
これは先ほど述べた「ベースの音であったり、ストリングスの音であったり、ある程度の間隔をあけて表拍に入れると決まりやすいです。」
に少し被るのですが、単音でも直後にミュートがかかるとかいう場合にあえて使うのも面白いでしょう。
(例:当サイトのU.Nオーエン)

上で述べたのはあくまで自分の感覚です。
やはり、曲にあった構成・配置になることが一番だと思います。
あ、そうだ。
安定感を利用して、基軸となる音をある矢印に固定しておくと綺麗かもしれないです。




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