宝石の姿石の形による分類工事中

 宝石の鑑賞に関して、まず宝石の姿から解説してみましょう。 まず、大きく分けてカボションとファセットに分けられます。

1カボション
カボションは丸く磨いたもので、 これの語源はラテン語の「カボ」(頭)という 意味から来ているようです。 主に不透明な石や、遊色効果を持つ石などに使います。

2ファセット
ファセットはいくつもの平面と 角によりできているもので(すなわち切子型)、 主に透明で 内部の輝きを見せる石などに使います。
ファセットカットには、いくつかの種類があります。 しかしここでは紹介しません。 興味のある方はどうぞ検索してみてください。

これらのカットには例外も多数存在します。

3その他のカット
そのほかに球形にカット(ビーズ)したり、 宝石に彫刻を施したり(カービング)、 特殊な形、たとえば昔のカットであるローズカット (これは三角形を24個組み合わせたカット)や、 ブリオレットカット (切子細工の振り子のような形)など、 さまざまなものがあります。

次に石の形による分類 です。

ラウンド
ラウンドとは、 円形にカットされたものを言います。

オーバル
オーバルとは、 楕円形にカットされたものを言います。

ペアシェイプ
ペアシェイプとは、 洋ナシの形のことであるが、 二等辺三角形の角を 丸くしたような形のものを言います。 また、二等辺三角形の角を ひとつ残して丸くしたものを ペンデローク(つゆ型)とも言うらしいです。

ハートシェイプ
ハートシェイプとは、 心臓型(いわゆるハート型) にカットされたものを言います。

マーキー
マーキーとは、 つゆ型を反対側にも伸ばした形です。 よく細長い石に使われます。 大体縦×横が1:2くらいです。

スクエア
スクエアとは、 正四角形にカットされた ものを言います。

バケット
バケットとは、 宝石を長方形に カットされたものを言います

テーバーバケット
テーバーバケットとは、 宝石を台形、 ただし平行な直線がそうでない直線よりも短く カットされたものを言います

オクタゴン
オクタゴンとは、 四角形の石の四隅を切り落とした形です すなわち八角形です。 正方形のものもあります。 エメラルドカットによく似ています。

トリリアント
トリリアントとは、 四つの三角形を組み合わせた形です。 すなわち四面体です。

以下、工事中です。
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